吉野郡 雑貨/箸
 吉野製箸工業協同組合

森と資源を大事に考えて

約五百年も昔から、吉野地方で杉や桧(ヒノキ)の苗木が育てられ、植林されてきました。これは日本で最も古い林業の歴史なのです。みごとに手入れされた山々には、先人達がここで暮らしを支えていくために積み重ねてきた、伝統的な植林技術が生かされています。
『吉野わりばし』は、明治のはじめ、吉野杉で作る酒樽の材料の端材が捨てられるのを惜しんで考案されたものです。今では、吉野の杉・桧の大半は建築材などに変わり、樽の製造は少なくなりましたが、現在も『吉野わりばし』は間伐材の端材によって作られ、自然を大切にする心は受け継がれています。
私たちは、植林された杉や桧を、建築製品等に製材した後、残った外側の利用度の少ない部分(端材)だけを利用して、一本一本
丁寧に加工して作っています。


『吉野わりばし』は杉や桧の素材を天然のまま使用しているので、純粋無垢で自然の色を出しています。
吉野の『わりばし』には、年輪や節の赤い部分とその他の白い部分などが混ざっていますが、これが木の本来の色なのです。また健康な杉や桧にはそれ自体に抗菌作用を持っています。


  一本、一本吟味されて丁寧に入力にて仕上げられます。その後、一枚一枚木目に添って加工されます。
最後に、加工された柾板により高級箸が出来上がります。
 

奈良県吉野郡吉野町国桧100

【TEL】07463-6-6838



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